水泳は低負荷で全身を動かせる運動として、シニア層に非常に人気のスポーツですよね。
しかし、どんな運動にも怪我のリスクはつきもの。
実は、シニアスイマーには年齢特有の体の変化から、特定の怪我が起こりやすいことをご存知でしょうか?
肩の痛みや膝の違和感、腰や首のトラブルなど、水泳中に感じる不調を「仕方がないこと」と放置してしまっていませんか?
本記事では、シニアスイマーに多い怪我をランキング形式でわかりやすく解説するとともに、それぞれの原因や予防法・対処法までを徹底的にご紹介して参りますよ。
大好きな水泳を長く楽しみ続けるために、ぜひ最後までお読みくださいませ!
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1. シニアスイマーに多い怪我ランキングTOP5を発表!

シニアスイマーは、若い競技者に比べて体力や回復力に違いがあるため、特有の怪我を抱えやすい傾向があります。
水泳を愛するシニア層の選手が遭遇する怪我は、事前に正しい予防策を講じることで、リスクを減少させることが可能です。
ここでは、シニアスイマーに多く見られる怪我をランキング形式でお知らせします。
第1位:水泳肩(スイマーズショルダー)
水泳肩は、特にクロールやバタフライを行うシニアスイマーに多く見受けられる怪我で、肩の関節への負担が主な原因です。
腕を動かす際に、肩甲骨や上腕二頭筋の腱が擦れて炎症を引き起こすことがよくあります。
この症状は、日常的に水泳を続けるシニアスイマーにとって非常に一般的です。
第2位:平泳ぎ膝(ブレストストローカーズニー)
平泳ぎを主に行う選手にとって、「平泳ぎ膝」は特別な注意が必要な怪我です。
かつての「ウェッジキック」が型を変えて、「ウィップキック」が広まったことで、膝への過剰な負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。
特に、膝の内側に不快感を覚えることが増えます。
第3位:腰痛
腰痛は多くの泳法に見られますが、特にバタフライやクロールに取り組むシニアスイマーにおいては、体をしならせる動きや背中を反らす動作が原因で痛みが発生しやすくなります。
腰の負担を和らげるためには、ストレッチやウォームアップが欠かせません。
第4位:肘の痛み
肘の痛みは、シニアスイマーにとって見逃せない問題の一つです。
水中での腕の使い方により、肘に対する負担が増加します。
特に、キャッチ動作で肘を極端に曲げることで痛みを感じることが多いです。
第5位:首の痛み
首の痛みは、泳ぐ際の体の位置や姿勢に密接に関連しています。
特に背泳ぎでは、首を上向きに保つ必要があり、その結果として筋肉や関節に疲労が溜まりやすいのです。
正しい姿勢を維持し、無理なストレッチを避けることが肝要です。
これらの怪我はシニアスイマーだけでなく、他の選手にもリスクがあるため、しっかりとしたトレーニングプランと怪我予防策を構築することが求められます。
また、適切な対処法を把握しておくことが、競技生活をより充実させるためには欠かせません。
2. 第1位「水泳肩(スイマーズショルダー)」の症状と原因
水泳肩、あるいはスイマーズショルダーと呼ばれるこの怪我は、特にスイマーにとって極めて一般的な障害です。
多くの場合、肩の動作を繰り返すことで生じるため、競技水泳を行うシニアスイマーも例外ではありません。
肩の関節は様々な動作に使われますが、一部の泳法ではその可動域を最大限に活用する必要があります。
この過程で肩に過度のストレスがかかることで痛みや炎症が引き起こされるのです。
症状について
水泳肩の主な症状には、次のようなものがあります。
- 痛み: 特に腕を上げたり、回したりする動作で肩に鋭い痛みを感じることが多いです。
この痛みはしばしば肩の外側や後ろの方に集中します。 - 可動域の制限: 痛みが進行するにつれて、肩の可動域が狭まり、普段の泳ぎに支障をきたすことがあります。
肩が自由に動かせないため、泳法が乱れたり、タイムが悪化したりすることもあります。 - 腫れや熱感: 肩周辺が腫れたり、触ると熱を持っていると感じることもあります。
これらは炎症反応の一部です。
原因について
水泳肩の根本的な原因は、肩の過度な使用と、それに伴う筋力や柔軟性の不足です。
特に注意が必要なのは以下のポイントです。
- 反復動作: クロールやバタフライのように、腕を高く上げて水を掴む動作を何度も行うことで、肩の関節や筋肉、腱に大きな負担がかかります。
これが長期間続くことで、炎症や痛みが発生するのです。 - フォームの不良: 泳ぎ方が正しくない場合、無理な動きを強いられ、肩への負担が増すことがあります。
正しいフォームを維持することが、怪我の予防に不可欠です。 - 体幹の弱さ: 水泳では体幹の安定が重要ですが、体幹の筋力が不足していると、肩に余分な負担がかかり、怪我につながる可能性が高まります。
治療方法と予防策
水泳肩の病状が確認された場合、まずは安静にし、アイシングや非ステロイド系の抗炎症薬を活用して痛みを和らげることが大切です。
さらに、理学療法士の指導のもとでのリハビリやストレッチが効果的な場合も多いです。
特に、肩甲骨周辺の筋肉を強化するエクササイズは、再発防止に寄与します。
また、泳ぐ前後にしっかりとしたウォーミングアップやクールダウンを行うことで、肩の緊張を和らげ、怪我のリスクを減少させることが非常に重要です。
このように、シニアスイマーが水泳肩を未然に防ぐための取り組みが、長期的な競技生活において大きな違いを生むことと言えるでしょう。
私は現在左肩の痛みがあります。
昨年からスプリント系の泳ぎを入れ始めましたが、体幹の筋力不足から腕に力が入り過ぎて肩関節付近に痛みを感じるようになりました。
上腕二頭筋の疲労度が肩の方への痛みとして出てしまったようです。
現に上腕二頭筋の凝りを取ると肩の痛みが軽減されます。
実際に患者さまの肩の痛み(五十肩など)は腕の凝りが緩むと大分軽減されます。
3. 第2位「平泳ぎ膝(ブレストストローカーズニー)」はなぜ起こる?

平泳ぎ膝、別名ブレストストローカーズニーは、シニアスイマーにとって非常に悩ましい怪我の一つです。
この怪我は、特に平泳ぎを頻繁に行うことで発生しやすく、主に膝の内側に痛みや不快感を引き起こします。
主な原因
平泳ぎ膝の主な原因は、泳法における足の動きと膝関節への負担です。
特に、ウィップキックという技術が普及し、その動作に伴う膝の使い方が問題になります。
この技術では、膝を大きく開くことなく、足を後ろに蹴り出す際にひねりのある動作が加わります。そのため、膝のじん帯や筋肉に負荷がかかりやすく、結果として炎症が引き起こされることが多いのです。
症状
シニアスイマーが感じる平泳ぎ膝の主な症状には以下があります。
- 膝の内側や前部に痛みを感じる
- 膝の動きが制限される
- 水泳中や運動後に痛みが増す
これらの症状は、怪我が軽度な場合でも無視できない影響を及ぼします。進行すると日常生活にも支障を来すことがあるため、早めの対処が重要です。
予防策と対処法
平泳ぎ膝を防ぐためには、適切なフォームを身につけることが不可欠です。以下の方法が推奨されます。
- 練習前後には、股関節周りのストレッチを行うことで、膝の負担を軽減しましょう。
- 氷を用いて痛んでいる部分をケアし、炎症を抑えることが重要です。
- ウィップキックを避けたり、徐々に強度を上げることで膝の負担を軽減することも有効です。
さらに、競技に取り組む際には、適度な休息を挟むことが怪我の予防につながります。
特に、体の成長段階にある選手は、筋肉や靭帯の発達が未熟な場合があるため、過度な負荷をかけないよう注意が必要です。
膝回りの筋肉を強化するエクササイズや、適切なキック技術の習得は、平泳ぎ膝を避けるためのカギとなります。
シニアスイマーが健康で快適な水泳ライフを送るためには、これらのポイントを意識することが大切です。
治療家としての私見ですが、やはり体幹の筋力の弱さが脚だけで強くキックする動作を繰り返すと膝関節に大きな負担がかかります。
体全体を使ってキック出来ると良い意味で丸っきり違った形になります。
泳ぎのレベルを上げたければ筋トレは必要になってくるかもしれませんね。
4. 第3位以降の怪我もチェック!腰痛・肘痛・首の痛みについて

水泳は全身を使った素晴らしい運動ですが、特にシニアスイマーにおいては、特定の怪我が頻繁に見られます。
その中でも、腰痛、肘痛、首の痛みは年齢とともに発症しやすく、しっかりとした理解と予防が求められます。
腰痛
腰痛は、水泳を行うシニアスイマーによく見られる症状です。
特に、バタフライや背泳ぎのようなストロークでは、体のひねりやねじりが多くなり、腰に大きな負担がかかります。
また、ブランクを経て再開するシニアスイマーにとって、筋肉や関節が慣れていない状態での運動は、腰痛を引き起こす要因になります。
腰痛を避けるためには、適切なウォーミングアップとストレッチが不可欠です。
ストレッチによって筋肉をほぐすことで、運動中の負担を軽減できます。
もし腰に痛みを感じた場合は、すぐに水泳を中止し、安静にすることが重要です。
私どもは会員さんから各部の痛みの相談があれば家で出来る治療法をお教えしています。
素人さんでも意外と痛みは取れるものなんですよ!
専門的な医学のこととか必要ないんです。昔、お父さんやお母さん肩もんだりしましたでしょう?
そういう感覚で痛み取れちゃうものなんですよ。
肘痛
肘痛は、主に腕を大きく回す動作が関与し、特にクロールやバタフライのストロークで多く見られます。
腕を回す時に肘の外側に負担がかかり、上腕骨外側上顆炎の原因になることがあります。
手首の動作と組み合わせて行うストロークでは、痛みが増す場合も多いため注意が必要です。
肘の負担を軽減させるためには、肘の位置や腕の動かし方を見直し、トレーニングフォームを改善することが重要です。
また、筋力トレーニングを行い、腕の筋力を強化することで、肘への負担を軽減できるでしょう。痛みが続く場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けることが必要です。
首の痛み
首の痛みも、シニアスイマーがよく経験する症状の一つです。
特に、泳ぎ方によっては首への負担が大きくなり、不快感を感じることがあります。
背泳ぎやバタフライでは、頭を持ち上げる動作が多く、これが首への負担を増加させる要因となります。
首の痛みを予防するためには、肩甲骨周りや首の筋肉の柔軟性を高めるためのエクササイズが効果的です。
また、練習後には冷却やリラクゼーションを行うことで、首の筋肉を労わってあげることが大切です。
これらの怪我を予防するためには、無理に運動を行わず、自分の体の声を聞くことが最も大切です。
痛みや違和感を感じたら、すぐに専門家の診断を受け、適切なケアを行うことが、シニアスイマーの健康な水泳ライフを支える鍵となります。
5. シニアスイマーが実践すべき怪我予防法と正しい対処法

シニアスイマーにとって、怪我を防ぐための知識と実践は非常に重要です。
年齢を重ねるごとに、体の柔軟性や筋力が低下しがちですが、以下の対策を取り入れることで、水泳を安心して楽しむことができます。
適切なウォーミングアップ
水泳の前には、必ずウォーミングアップを行うことが基本です。
ウォーミングアップは、血行を良くし、筋肉や関節の柔軟性を高めるのに役立ちます。
特に、肩や膝など水泳でよく使う部位を念入りに準備しておくことで、怪我のリスクが大幅に減少します。
ストレッチや軽い動きを取り入れたウォーミングアップを行い、体を活動に適した状態に整えましょう。

正しいフォームの習得
「正しいフォーム」で泳ぐことは、怪我を防ぐための不可欠な要素です。
特に、シニアスイマーは体のバランスや動きに注意する必要があります。
例えば、クロールでは腕を水に入れる位置やキックのタイミングが大切です。
誤ったフォームで泳ぐと、肩や膝に不必要な負担がかかり、怪我を引き起こす原因になります。
専門のコーチや経験者に指導を受け、正しい泳ぎ方をマスターすることが重要です。
ストレッチと筋力トレーニングの実施
日々のトレーニングルーチンには、ストレッチと筋力トレーニングを組み込むことをおすすめします。
ストレッチは、筋肉の柔軟性を高めるだけでなく、関節の可動域を広げる役割も果たします。
一方、筋力トレーニングは全身の筋肉をバランスよく鍛えられるため、より強い体を作り、怪我のリスクを低下させる助けとなります。
特に、コアマッスルや下半身の筋肉を意識的に強化することで、泳ぎでの安定性が向上します。
休息と回復の重要性
シニアスイマーは、適度な休息と回復時間を確保することが肝要です。
年齢とともに回復力が低下するため、過度な練習は怪我を引き起こす要因になります。
トレーニング後には、しっかりとクールダウンを行い、疲労を軽減させることが望ましいです。
また、必要に応じてアイシングやマッサージを取り入れ、身体をリラックスさせ、回復を促進しましょう。
定期的な健康チェック
最後に、シニアスイマーは定期的に健康診断やフィジカルチェックを受けることをおすすめします。
身体の変化を早期にキャッチすることで、怪我を未然に防ぐことにつながります。
特に、心肺機能や筋肉の状態を確認することで、より安全に水泳を楽しむための指針になります。
以上のポイントを実践することで、シニアスイマーは安全に水泳を楽しむだけでなく、健康を維持し続けることができるでしょう。
まとめ
シニアスイマーが水泳を長く楽しむためには、怪我の予防と正しい対処法の理解が不可欠です。
水泳肩や平泳ぎ膝、腰痛などの一般的な怪我を認識し、適切なウォーミングアップ、正しいフォームの習得、そして継続的なストレッチと筋力トレーニングを実践することが大切です。
また、十分な休息と定期的な健康チェックを心がけることで、年齢に応じた体の変化に対応できます。
自分の体の声に耳を傾け、無理のない範囲で水泳を続けることが、シニアスイマーとしての充実した競技生活と健康維持の鍵となるのです。
怪我を恐れず、これらの予防策を実践して、水泳の素晴らしさを存分に味わい続けてください。

よくある質問
シニアスイマーが水泳肩を予防するにはどうすればよいですか?
肩甲骨周辺の筋肉を強化するエクササイズと、泳ぐ前後のしっかりとしたウォーミングアップやクールダウンが重要です。
また、正しい泳ぎフォームを維持し、体幹の安定性を高めることで、肩への過度な負担を軽減できます。
平泳ぎ膝の痛みを感じた場合、どのように対処すればよいですか?
すぐに氷を用いて痛んでいる部分をケアし、炎症を抑えることが大切です。
同時に、股関節周りのストレッチを積極的に行い、ウィップキックの強度を徐々に上げるようにします。
痛みが続く場合は、医師の診察を受けることをお勧めします。
私どもはもし会員さんから相談があれば家で出来る治療法をお教えしています。
痛い側の臀部には相当の凝りがありますのでそれを緩めるだけでも膝は楽になりますよ。
腰痛を避けるために水泳練習中に気をつけることは何ですか?
適切なウォーミングアップとストレッチを十分に行い、筋肉をほぐしておくことが不可欠です。
バタフライや背泳ぎなど体のひねりが多い泳法では特に注意が必要で、痛みを感じた場合はすぐに水泳を中止し安静にすることが重要です。
シニアスイマーが健康的に水泳を続けるための最も大切なことは何ですか?
無理に運動を行わず、自分の体の声を聞くことが最も大切です。
定期的な健康チェックを受け、適度な休息と回復時間を確保しながら、正しいフォームと筋力トレーニングを習慣づけることで、安全に水泳を楽しみ続けられます。
泳いで固くなった筋肉を緩めることと冷やさないことはとても大事なことです。
筋肉を固いままにしておくと血行が悪くなり痛みやしびれを生じたりします。


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