60ぎて健康のためにスイミング始めても、いつの間にかやっぱりバタフライは泳ぎたいですよね。
おそらくあなたは確実にものにしたいと思っているのではないですか?
スクール終わってからも各レーンでみなさん自由に泳いでいます。
その中でも圧倒的に多い姿がバタフライなんですね!
バタフライが出来るようになると、なにか誇らしいといいますか勝ち誇った感動がありますね。
今回はうねりを上手に使えば高齢者でも確実にバタフライが泳げるようになるという秘訣をお伝えして参ります。
バタフライのうねり練習方法【イルカ飛び】
泳いでいるあなたなら1度や2度は必ず聞いたことがあると思います「うねり」という言葉、今回の主役になります。
あなたに質問です!
「うねり」ってどんなものなのでしょうか?
◯水中で身体をウネウネすること…
◯水中でドルフィンキックをバンバン打つこと…
◯水中をイルカのようにスイスイ泳ぐこと…
「うねり」って何?
高齢者と言われる年代になってからバタフライを華麗に泳ぐためにはどうしたらいいのかな…
「うねり」とは?
「イルカ飛び」の連続的な動作と考えるのが一番妥当だと思います。
実際にイルカ飛びは床を蹴りながら行う動作ですが、最終的には水面に浮いている状態で行えるように目指していきます。
一般的にスクールではバタフライの指導を受ける時は必ず最初に練習するのは「イルカ飛び」になりますよね。
さア、あなたに強く言いますよ!
「イルカ飛び」、ココ一番大事なところですよ!
スクールでは先ずコーチがお手本見せてくれますね!
プールの床をぐーんと勢いよく蹴って水中で大きく伸びるように胸を張ってせり上がっていく動作ですね。
手をスーパーマンのように前に伸ばし、水の中へ勢いよくズドーンと入っていきます。
そして途中から水の浮力を利用してぐーんと胸張ってせり上がっていきます。
この一回の動作をきっちり覚えることが全てを決めることになりますよ!
華麗に大きな伸びのあるあのバタフライは地道な「イルカ飛び」を如何に自分のものに出来るかに掛かっています。
実際にはこの「イルカ飛び」の動作訓練をおろそかにしてしまっているんですね。
だから壁にぶつかってしまうんですね。
言い方変えて申し上げますと、、
「うねり」という動作を確実に一回出来るようにならないと、華麗な納得のいくバタフライには永遠に届かないということになります!
「うねり」をきっちり覚えるためには先ず「イルカ飛び」がきっちり出来ているか?ということなんですね。
壁にぶつかっている方たちはこの辺の練習を怠っているということになります。
筆者はコーチではありませんが、、
スクール終了後に困っている会員さんがいればスクールでの状況を噛み砕いてお話しさせて頂くことはあります。
※筆者は基礎水泳指導員の資格を取得しています。
※2022年からマスターズに参加し始めました。
要は困っている会員さんたちが、コーチの指導の表現に「なるほどそうか!」ってならないと次に繋がりません!
華麗にバタフライ泳ぎたいって懸命に練習をしていても努力の方向を間違えると相当の遠回りをしてしまいます。
そうなんです、「イルカ飛び」の地味な練習を軽んじてしまっているんすね。
バタフライのスイム自体を何回も何回も泳いで上達しょうとする会員さんたちが圧倒的に多いんですね。
「イルカ飛び」という基礎が身体に染み込んでいない時期にバタフライのスイム自体を一生懸命練習しても成果は出ません!
最終的に「うねり」を身につけて華麗なバタフライに挑む以前に「イルカ飛び」を完全マスターしましょう!
バタフライは上半身の動きをメインに考える【泳ぎのシンプル化】
バタフライというと必ず出てくるのが「ドルフィンキック」というあのカッコいい「うねり動作」がありますね。
実は、このドルフィンキックは我々高齢者には危険な動作なんですね。
勘違いしないで欲しいんですが、この動作は身体に悪いとか怪我の元になるとかということではありません。
要はこのドルフィンキックという動作は華麗なバタフライを台無しにしてしまう危険性があるという意味のことなんです。
ドルフィンキックという響きは初心の高齢者にはキックがメインだというイメージが強くなってしまいます。
キックしないとバタフライじゃないって思ってしまうかもしれませんね。
実際に大半が膝を折ってバンバンとキックしてバタフライを覚えようとしています。
これだと、もうバタフライからはどんどん遠ざかってしまいます。
水中でのキックは大きな推進力を生むことは間違えのない事実ではあります。
しかし、キックはあくまで結果的な動作なんです。
上半身の駆動力によって、下半身が引っ張られていきます。
華麗なバタフライは上半身主導です!と思い込みましょう!
上半身と下半身のコンビネーションとかは考える必要がないんですね。
あくまで上半身が上手く動けると下半身はきっちり上半身についてきますから大丈夫なんです。
実際の練習は上半身で泳ぐことだけを考えて下さい。
安心して上半身で大きく泳ぐことを念頭に置いて泳いで下さい。
しかし、上半身で泳ぐということは腕の掻きだけで泳ぐということではありません。
タイトルでもお伝えしましたが「お腹」で泳ぎのアクセントをつけます。
具体的にはお腹を引っ込める動作なんです。
この動作を上手く使っていきます。
どういうことかと言いますと…
イルカ飛びで床を強く蹴って身体を水面にぐーんと入りながら伸ばしていきます。
スーパーマンのように腕をバーンと伸ばし水中に入っていき途中から浮力によって水面にせり上がっていきます。
このせり上がっていく時にお腹を使います。
具体的に申し上げます。
スーパーマン姿勢から浮力をもらって身体が水面上にせり上がっていきます。
さアこの時です!
お腹引っ込めるとは?
せり上がりの最中に横隔膜が上がり肺を押し上げている状態です。
肺にある浮き袋は更に上に移動して身体の立ち方が増していきます。
浮力に更に浮き袋が作用してせり上がりの勢いも増していきます。
タイトルにあった「お腹」そしてもうひとつは「胸」でしたね。
その「胸」についてお話しします。
せり上がりの時お腹引っ込めるとありましたが、実際にはその時胸が大きく広がっています。
お腹引っ込めるとは、胸が大きく広がっている状態を作るということにもなります。
バタフライのレベルが上がるにつれて胸を張っている状態が長く続きます。
※この時に注意しなければならないのが、腰を反ってしまうと腰痛の原因になりますので気をつけて下さい。
「イルカ飛び」で勢いよく浮き上がってきて頭が水面に出てくるあたりから両腕でスカーリングが開始されます。
※スカーリングが出てきましたが、これもしっかり練習しましょう!
水中で水をいっぱい掴むためにはスカーリングの練習が絶対に必要になります。
水をいっぱい掴んでその水を後方に押しながらその勢いを利用して腕をポーンと水面上に出してあげます。
このようにイルカ飛びが完成した後に初めて両腕を使って泳ぎます。
先ずはイルカ飛び1回につき腕回し1回で足を床につけて終了。
1回につき1回…
それが出来たら今度はそのまま着地せずにもう一度「けのび」の状態からその動作をやってみる。
続けて2回やってみる…
必ず「イルカ飛び」+「水上で両腕回し」を連続していきます。
これを無視して泳ぎ出してしまいますと元の木阿弥になってしまいます。
バタフライの「うねり」最終チェック【水中練習オンリー】
「イルカ飛び」が着地せずに連続されていく様がまさに「うねり」ということになります。
全体的に「うねり」のスピードを保つためには水面を浅く泳ぐことが重要になってきます。
なるべく水面近くの浅い位置で泳げることが最重要です。
しかし、あまり浅い位置をキープし過ぎると「うねり動作」がなくなってしまう危険性がありますので注意が必要です。
「イルカ飛び」もっと上手くなりたい方は「プルブイ」をつけてやってみましょう!
プルブイつけると最初は非常にやりづらいですがそこがミソになります。
そうなんです、これやって違和感なくなったら相当上達しているということになります。
もう一度思い出して下さい!
◯お腹引っ込める
◯胸を張って広げる
実はこの2つが出来ているとプルブイつけても違和感がなくなっていきますよ。
プルブイつけてどんどんチャレンジしましょう!
YouTubeなどには沢山家で出来る陸トレなどの動画があります。
が、しかしその時間あったら…
陸トレをすることよりもプールへ行きましょう!
プールで泳いで覚えましょう!
プールに通うことを日課にしましょう!
先ずはプールの中に入ることを日課にしましょう!
高齢者は特に「億劫」になりがちですから、先ずはプールに行くことが先決です。
プール大好き爺ちゃん(婆ちゃん)になりましょう!
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