62歳から水泳を始めたやお爺です。運動不足で身体は重いし硬いし、ストレッチすら腰や膝に負担がかかり、運動どころではない・・・
そんな高齢者にお勧めなのが水泳です!水泳には、負担の少ない全身運動、ストレスの軽減、認知症の予防、メンタル向上に期待、ダイエットの効果などのメリットがあります。
この記事では、高齢者が水泳をする場合の、嬉しいたくさんのメリットと、そして忘れてはならないデメリットを、きちんとお伝えして参ります。
【メリット】水泳する高齢者へのメリットがたくさん!
高齢者の方にとって、水泳は心身共に、多くのメリットをもたらす、素晴らしい運動です。
水泳がお勧めの理由を、具体的にご紹介します。
水泳する高齢者への効果①
全身運動で運動不足解消!
関節への負担が少ない
水の浮力のおかげで関節への負担が少なく、無理なく運動出来ます。
心肺機能の向上
規則的な呼吸と全身運動によって、心肺機能が向上します。
転倒のリスクが低い
水中では転倒の心配が少なく、安全に運動出来ます。
筋力アップ
水中の浮力や抵抗を利用して全身の筋肉をバランスよく鍛えることが出来ます。
自律神経の整調
自律神経が整ったりする効果が期待出来ます。
肩こり、腰痛の改善
肩こり、腰痛が改善される効果が期待出来ます。
水の中の気持ち良さと浮力で陸上では負担が大きく出来ない動きも水中では容易に運動出来ます。
不思議とはしゃぎたくなるぐらい動きたくなるので自然と運動してしまいます。
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水泳する高齢者への効果②
ストレスの軽減
全身運動で心身のリラックス
水泳は全身を使う運動で、心拍数を上げ代謝を促進。
運動後の爽快感が、ストレスを軽減する効果があります。
自律神経のバランスを整える
水中でゆったりと泳ぐことで、自律神経のバランスが整い、リラックス効果が得られます。
睡眠の質向上
適度な運動は睡眠の質を向上させ、心身のリフレッシュにつながります。
精神的な安定
水中という浮力のある環境は、まるで子宮に戻ったような安心感を与え、精神的な安定をもたらします。
自身は水の中に入ると頭のてっぺんからストレスという塊りがスコーンと抜けていく感覚を感じることがあります。
水泳する高齢者への効果③
認知症の予防
脳への刺激
水泳は全身運動で脳への血流を促進する効果があります。
脳への酸素供給が改善され神経細胞の活性化につながることが期待されます。
心肺機能の向上
水泳は心肺機能を強化し、身体全体の代謝を上げる効果があります。
これにより脳の機能低下を予防する効果も期待出来ます。
ストレス軽減
水泳はリラックス効果が高く、ストレスを軽減する効果が高いです。
ストレスは認知機能低下の一因となるため、ストレス軽減は非常に重要です。
認知症は筆者が近い将来に向けて一番不安な部分です。
父が晩年そうだったので余計に思うのかもしれません。
水泳する高齢者への効果④
メンタルへの効果が期待出来る
水泳は有酸素運動であり、運動によって体内でエンドルフィンと呼ばれる快感をもたらすホルモンが放出されます。
エンドルフィンはストレスを軽減し、幸福感やリラックス状態を促進します。
水の中を泳ぐときに身体が水と触れ合う感覚は、心地よくリラックス効果をもたらします。
どちらかというとメンタルが弱い筆者はずっと水の中に入っていたい気持ちが強いです。
自身、週5水泳を楽しむ中に実は強く癒しを求めている部分が大きいのかもしれません。
ダイエットの効果が高い
全身運動
手足だけでなく、体幹も使うため、全身の筋肉が鍛えられ、基礎代謝がアップします。
高カロリー消費
水中では地上に比べてより多くのエネルギーを消費するため、効率的にダイエット効果が期待出来ます。
関節への負担が少ない
水の浮力によって、体重が支えられるため、関節への負担が少ないので、膝や腰に痛みを抱えている方でも、安心して運動出来ます。
心肺機能の向上
規則的な呼吸と全身運動によって、心肺機能が向上し、基礎代謝がアップします。
リラックス効果
水中で身体を動かすことで、ストレスが軽減され、リラックス効果も期待出来ます。
水泳でのダイエットは時間はかかりますが、無理なくコツコツ努力すると理想的な身体に近づきます。
【体験談】週5水泳の効果がすごい!
肩の柔軟性が増した!
お腹のポッコリが締まってきた!
背筋が伸びた!
階段の登り降り膝の違和感がなくなった!
肩の柔軟性が増した
肩関節の広範囲な動き
水泳の動作は、肩関節を様々な方向に動かすため、肩周りの筋肉が柔軟になりやすいです。
水圧によるマッサージ効果
水圧が肩の筋肉をマッサージするように刺激し、筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を高めます。
全身の柔軟性向上
水泳は全身運動であるため、肩だけでなく、全身の柔軟性も向上します。
自身、丸6年間の水泳ライフは錆びついた身体を徐々に柔らかくしてくれています。
お腹ポッコリが締まった
全身運動によるカロリー消費
水泳は全身を使う運動のため、高いカロリーを、消費することが出来ます。
特にクロールのバタ足や、バタフライキックは、お腹周りの筋肉を効果的に鍛え、脂肪燃焼を促進させます。
体幹の強化
水中でのバランスを取るために、自然と体幹が鍛えられます。
体幹が強化されると、姿勢が改善され、お腹が引き締まる効果も期待出来ます。
水中ウォーキングの効果
泳ぎが苦手な方でも、水中ウォーキングは、お腹周りの筋肉を、意識的に動かすことが出来るため、効果的です。
お腹ポッコリが締まってくるとTシャツが似合う男になれますよ!
背筋が伸びた
週5水泳で背筋が伸びる理由
体幹の強化
全身運動なので、体幹が鍛えられます。
体幹が安定すれば姿勢は良くなり、猫背の改善につながります。
肩甲骨の可動域の拡大
水泳の動作は肩甲骨を大きく動かすため、肩甲骨まわりの筋肉が、鍛えられます。
肩甲骨の可動域が広がり、猫背の原因となる肩甲骨の固定が、改善されます。
全身の柔軟性向上
水中での運動は関節の可動域を広げ、全身の柔軟性を高めます。
柔軟性の向上は、姿勢の改善にもつながります。
背筋が丸まっていると、アゴも前に出てしまい、老いの姿が強調されてしまいますね。
階段の上り下り膝の違和感がなくなった
水の浮力
水の浮力によって、体重が分散され、膝への負担が軽減されます。
関節への低負荷運動
ウォーキングやランニングと比較して、関節への衝撃が少ないため、膝の痛みを悪化させずに運動出来ます。
筋肉のバランス
水泳は全身の筋肉を使うため、特に太ももまわりの筋肉が、強化されます。
太ももの筋肉が鍛えられると、膝関節を安定させることが出来、痛みを軽減する効果が、期待出来ます。
柔軟性の向上
水中での動きは、関節の可動域を広げ、柔軟性を高めます。
柔軟性の向上は、関節の動きをスムーズにし、痛みを軽減する、効果があります。
膝への負担が大きい平泳ぎのキックも安心して出来るようになりました!
高齢者の水泳でのデメリット
耳や肺の感染症リスク
水との接触により、耳や肺への感染症リスクが高まります。
泳ぎ方の習得
初心者の方は泳ぎ方を修得する必要があり、時間がかかる場合があります。
水不足やパニック
水中での呼吸が難しく、水不足やパニックを起こす危険性があります。
※水不足とは、泳いでる最中に呼吸をするためのタイミングが合わず空気が足りなくてパニックを起こす状態を言います。
季節や天候の影響
水温が低過ぎたり高過ぎたりすると、体調を崩すリスクがあります。
肩や関節の負担
不適切な泳ぎ方や長時間の運動は、肩や関節への負担になります。
髪のダメージ
塩素や塩分によって髪が傷む原因になります。
心臓への負担
心疾患のある方は、水泳によって心臓に負担がかかることがあります。
※医師に相談
水泳を始める前に、必ず医師に相談しましょう!
どの世界にもメリットと、デメリットは存在します。
メリットだけに焦点を絞り過ぎずに、デメリットにも深く入り込んで追求し、より良い水泳ライフを楽しんで参りましょう!
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